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日本人と占いについて

日本人と占いについて

日本人と占いについて』     

日本人と占いについて考えてみると、まず日本人は特殊な民族であると言えるのではないでしょうか。
我々日本民族は、民族固有の信仰が発展した神道と元々は外来宗教である仏教の2つをミックスして生活に取り入れている様な気がします。

大みそかの除夜の鐘に心を響かせ、初日の出を拝み、神社で神様を拝し、おみくじをひく。
昔から自然物である山や岩、海、滝や太陽などを神様と捉え、いくつもの神様に祈り、先祖の供養では御佛様を拝む。
家の中に神棚・仏壇があり、目に見えない大いなる存在に感謝する場を設けているご家庭も多いはずです。

そして現代ではキリスト教などの他国の宗教も受け入れられ、いわゆる新興宗教を信仰する方や無宗教の方もいらっしゃいます。

この国民性のおかげか、占いに関して言えば日本に今ある占いは多種多様で、タロット・ルーン・易・手相・四柱推命・算命学・気学・風水・数秘・西洋占星術など、挙げればキリがありません。
遥か過去の歴史からも多くの占術を扱っていて、お正月は初詣でおみくじをひくなど、我々の生活にごく自然に密着しているはずの占いですが、その「占い」の社会的地位・評価はまだまだ伸び代があると思っています。


『社会における「占い」の評価』 

社会における「占い」の評価は、例えば「ひそかに観てもらうもの」、
「うさん臭いもの」、「人生を占いで決めるのはどうかな・・・」、
「女性がハマるもの」と位置づけられることが多いのが現状でしょう。

しかし、もう一方では「ひそかに・・・」とあるように、過去を振り返ると国や政治を動かす男性たちの傍らにはいつも「ひそかに」占いが存在しているのも社会における占いの役割でありました。
アメリカ合衆国第40代大統領の夫人が西洋占星術に傾倒していた事は今や有名な話です。
占いを情報のツールとして正しく使うことを熟知している方々も実は多いのです。

ただ、表面的な役割の中で占い師が社会的に認められにくい背景には占いが学問として認知されているか、も関係していると思います。
さらには、その学問をベースとした多くの知識や話し方などの技術、誠実なマインドがなければ、占いを職業にした場合、多くの方に信頼や信用を得る事は出来ないと思います。
実際にはそうでない場合に占いに対する誤解を招いている事も、残念ながら目をそむけてはならない現状なのです。


『占いの社会的役割』 

占いの社会的役割りの1つが「情報ツール」ということであるなら、
女性はそれを上手に使えているかもしれません。

「機会がない」「近づき方、付き合い方がわからない」という占いにあまり接点がない男性陣の声も聞こえてきますが、それから考えると女性と占いはより深い結びつきがあるのではないでしょうか。
何度も言いたいところですが、占いを「自分らしく生きるための情報ツール」の一つとして上手に付き合えってもらいたいのです。
決して依存するモノではありませんし、やらない理由付け、やれない理由付けの道具にするモノでもありません。
「依存する」と言いましたが、これは占われる側だけに責任があるのではないとも思っています。
不安にさせたり、怖がらせたり、巧みに心を支配する様なやり方が無くならない限りはいつまでたっても「占い」が真の意味で評価されないと思います。
その反面、占いには「神秘性」であったり、「モチベーションUP」や「自分自身との対話」が出来るなどプラスの面もたくさんあります。
あるいは「ちょっと確認したい」という時にできる気軽さも占いが女性に受け入れられやすい基盤を作っているのかもしれません。


『占いの中からの気づき』 

少女から大人への進化の過程での占いは誰もが経験するであろう事で、
彼女たちの成長に大きな影響を与えていると思っています。
健全な成長過程で占いに興味が出るのはしごく当然のことなのです。

何故なら少女から大人になる過程で遭遇する「自分探し」「将来の夢や希望」「可能性」「期待」「未知なるもの」を垣間見たいと思うことは自然な事だからです。

先日、電車の中で前の座席に横並びで座っていた小学生の女子6人が一冊の手相の本を頭をくっつけ合って読んでいるではないですか。
「生命線は・・・」「感情線は・・・」と何やら会話が聞こえてきます。
真剣そのものに驚いたと同時に、自分の小学生時代を思い出しました。

マンガの付録でカード占いしたかも・・・。
好きな男の子の事を占ったよね。
両想いになるおまじないもあったっけな・・・、などなど。

成長するにつれ、自分を取り巻く環境のスケール感が大きくなり、
関わる人間関係が増えれば、その外界をとおして「自分を知りたい」という欲求が出てくる。そして「他者との違い」も意識する。
その中で優越感や劣等感を感じる場面もあり、自分に足りない部分を見つけたら「じゃあ、どうすればいい?」と次なる対策を考える事になります。
それを満たすために、手近に使えるものの一つが「占い」なのです。

自分で知っている自分と、占いを通して知る自分を見比べ、自分で知っている自分と占いを通した自分を上手につなぎ合わせたり、修正したり、自分を再確認したりして、女性は占いとの正しい付き合い方を子供の頃から友達とのコミュニティの中で学んでいくのですね。
正しい付き合い方とは「依存ではなく情報としてうまく使える」こと。

子供の頃、占いに凝り過ぎてその後飽きてみたり、あるいは一喜一憂したり、「毎日やっても変わんないし」と冷静になってみたり・・・。
そんな経験の中、自分との「良い距離間」を体で覚えて行くのだと思います。
私(蓮伽)は「占い」の中に大きな気付きがあると思っています。
そしてそれをご相談者と一緒に見つけていく事が好きなのです。
ただ結果をお伝えするのではなく「クライアント自身がお気づきになること」に悦びを感じます。
そんな「占い」をしてきたと思いますし、これからもそのつもりです。
使命は、気付きのお手伝いです。
自分らしい生き方のために!

皆、違っていていいのです。

清光





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